水稲の収穫(自動運転アシスト付きコンバイン)編 Agri Robo DR6130A
㈱クボタの自動運転アシスト付きコンバインを使用した利用者用の刈取工程マニュアル
- 安全性を考えた服装
- オペレーターが外周3回刈取、その後、利用者が刈取、籾の搬出
服装
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服装は長靴、手袋、ヘルメットを着用する
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最初に長靴を履く
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インカムを付け、ヘルメットを着用する
インカムはオペレーターとの連絡に使用
ヘルメットの紐の長さを調整し、フックで止める -
手袋を着用する
手のサイズに合った手袋を使用
オペレーターがコンバインを圃場に入れ、
外周を3周稲刈りを行う
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オペレーターがコンバインを圃場に入れる
コンバインは農道を走るため、オペレーターは大特自動車免許又は大特自動車(農耕用に限る)免許を取得する必要がある -
オペレーターが圃場の外周し、稲刈りを3周する
外周することでマッピング。3周することでコンバインが圃場内でターンをすることができる。コンバインで刈取した時のもみの排出移動が容易
コンバインに乗車し、シートベルトを着用する
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コンバインのドアノブを引き、ドアを開ける
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コンバインに乗車する
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ドアを閉める
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シートベルトを着用
シートの高さ・位置を調整する
バックミラーを調整
エンジンを始動し、送受信の開始
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左足でブレーキペダルをしっかりと踏む
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エンジンを始動
ブレーキペダルを踏みながらコンバインのキーを
「切」⇒「入」⇒「始動」へと回すエンジンを始動する前の確認
- 主変速レバーが「停止」位置
- 副変速レバーが「N」(中立)
- 作業レバー(楽刈レバー)が「切」
- アクセルダイヤルを中央ぐらいに
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スマホの「受信」タブをタッチし、「受信停止」をタッチ
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スマホの「受信開始」「送信開始」をタッチ
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運転アシスト再開しますか「はい」をタッチ
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アシストを開始しますか「はい」をタッチ
刈取作業
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オペレーターが中断した場所へ移動(手動移動)
ブレーキペダルを解除(踏み込んでいた足を外す)
主変速レバーを「前進」
刈取中断場所についたら主変速レバーを「停止」 -
モニター横の「開始」「一時停止」を同時に押す
作業レバーの脱穀・刈取は自動であるため操作は必要なし -
運転アシストが開始したら主変速レバーを「前進」
自動的に脱穀・刈取が行われる
ハンドル操作も必要なし
もみの排出
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収量測定スイッチを押す(籾の重量測定)
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収量測定結果がモニターに表示される
もみの重量
15%の水分で換算した乾燥重量
モニター横の▽ボタンを押し、測定を終える -
もみの排出場所を合わせる
アンローダー位置を運搬車に合わせる
コンバインの場所から運搬車の位置によりアンローダー自動旋回スイッチの「左」「右」「後」のボタンを選び運搬車の位置にセットする -
アンローダーをフレコンに合わせる
アンローダー手動スイッチで「上」「下」「左」「右」で調整しフレコンの開口部に合わせる -
もみを排出する
もみ排出スイッチを押してもみを排出する
フレコンに一定量のもみが入れば「停止」
次のフレコンに入れる場合は3と同じ操作
吐出口をふさがないようにアンローダーの位置を調整する -
- アンローダーを収納
もみの排出が終われば「収納」スイッチを押す -
刈取場所に戻る
5刈取作業と同じように操作し刈取を再開する - 刈取終了
圃場の刈取が全て終了した時は排出場所に自動で戻る。これ以降は、オペレーターが操作する
- アンローダーを収納