農福連携マニュアル

農産加工(あんぽ柿)編

あんぽ柿加工生産の利用者用の工程マニュアル

  • 器具機材の消毒、ヘタ取り・皮むき、熱湯消毒・湯切り、乾燥、検品・包装・真空、計量・区分、箱詰

服装

服装は長靴、 帽子、マスク、エプロン、ゴム手袋を着用する

使用する器具の消毒

  1. ピーラー・トレイ・クリップ・干し竿の消毒・拭き取り
    使用する器具をエグスターで消毒し、きれいに拭き取る

  2. 自動ヘタ取り器・皮むき器を消毒・拭き取り
    使用する自動ヘタ取り器・皮むき機をエグスターで消毒しきれいに拭き取る

ヘタ取り・柿の肩の皮むき

  1. ヘタ切り機「ヘッター」の電源を入れる

  2. 柿を固定パッドに置く

  3. 右手で操作レバーをゆっくり下げる

  4. 柿のヘタ・柿の肩の皮がむける

  5. ヘタ等を切り取った柿をトレイに置く
    ヘタ切り刃に触れないように柿の肩の皮を取り除く

皮むき・クリップ止め

  1. ヘタ等を切り取った柿を皮むき機の固定パッドに置く

  2. 運転「緑のボタン」を押す

  3. 柿が自動で吸引される

  4. 柿の皮が自動でむける

  5. 空いたパッドに次の柿をのせる(補給)

  6. 自動で柿の皮をむき、その柿がトレイへ

  7. 自動皮むき機で残った皮をピーラーでむく

  8. 柿をクリップで止める

熱湯消毒の準備

  1. ガスの元栓を切りから入りにする

  2. 鍋に水を入れ点火レバーを「切り」から「点火」にする

  3. 照明と換気扇(強)のスイッチを入れる

熱湯消毒・乾燥

  1. 沸騰したお湯に皮をむいた柿を入れる

  2. 湯切りをしてラックにかける
    1ラック35個 18ラック

  3. 乾燥機へ入れる

  4. カバーを閉じる

後片付け・清掃

  1. ガスのレバーは切り、元栓を確実に閉じる
  2. 皮・ヘタ等をビニール袋に入れ、廃棄場所へ
  3. 床をはき・ふく等の清掃をする
  4. ヘタ切り機・皮むき機はぬるま湯でブラシで洗い、布で水気をふき取る
  5. トレイ・ピーラー等の器具機材は洗って、布で水気をふき取り・片付ける
  6. 器具機材の整理・整頓・清掃、職員が退室するときに施錠

乾燥後のあんぽ柿の軸切・検品・包装・真空・計量・検品・重量別区分け

  1. 乾燥が終われば、あんぽ柿の色、硬さなどを見て乾燥した柿をラックから外してトレイに入れる
    ヘタのクリップをていねいに外す

  2. 柿の軸をハサミで切り取る

  3. あんぽ柿と脱酸素剤「エバーフレッシュ」をセット

  4. あんぽ柿と脱酸素剤を小包装に入れる
    検品・小袋に入れる
    色合い・臭い・柔らかさ・水分・皮等を確認する

  5. 真空パック器の電源を入れる

  6. 真空パック器に3袋をのせる(小袋の開口は手前に)

  7. 小袋の余白部分を折りたたみ・テープで止める

  8. あんぽ柿を計量する

    S: ~39g  M: 40~50g  L: 50~55g 
    2L: 56~60g  3L: 61g~ 
  9. 大きさ(重さ)別にコンテナに入れる

  10. 製品・商品への作業時に検品

    • ・ばら売りは小袋にラベル、食品表示ラベルをはる
    • ・紙箱3個入(紙箱にラベル、食品表示ラベルの印字)
    • ・パック4個入(パックにラベル。食品表示ラベルをはる)
    • ・紙袋10個入(紙箱にラベル、食品表示ラベルの印字)
    • ・木箱12個入(木箱にラベル、食品表示ラベルをはる)

    商品別にコンテナーに入れ、メモに数量を記入してはる

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